『バーでナンパしてきたアメリカ白人』french’s girl

 

 

バーでナンパしてきたアメリカ白人

 

 

 

french’s girl

 

 

 

 

 私が彼に会ったのは、成人式の同窓会後に、親友と2人でバーで二次会をしていた時でした。そのバーはヨーロッパ風の造りをしていて、外国人もよく見かける場所でした。

 親友と2人で飲んでいると、いかにもアメリカ人のノリといった感じで、
「よう、ガールズ、元気かい?」
と二人組のアメリカ人男性たちが英語で話しかけてきました。私は当時、英会話スクールに通っていたのでそのまま会話を続けました。私に興味を持ったのはその内1人だったようで、声をかけたきっかけは綺麗な黒髪と洋楽を口ずさんでいたからだそうです。話していると突然キスをされました。いきなり勝手にしてきたにも関わらず、キスが下手だねとジョークを言われ、私も酔っていたので、ちゃんと心の準備をしてからもう一度キスをしました。この後、4人でクラブに行かないかと誘われましたが、親友が慣れない外国人たちに参っていたのを見かねて断り、次の日に2人で会うことになりました。

 翌日も、同じバーで2人でディナーをして、たくさんの話をしました。私のつたない英語も理解してくれて話が弾み、私がラム酒が好きと言ったら、ラム酒の美味しい所があるよと言われて場所を変えました。着いた所は彼の住むアパートでした。私は勝手にどこかの店だと思っていたのですが、英語力と推察力不足で会って2日目の男性の自宅までついて来てしまったのです。

 ラムコークを飲みながら映画でも見ようと言われ(今思えば導いてるだけだとわかるのですが笑)2人でソファーに座りました。すると、少しして彼からキスをされ、誘われました。私は付き合ってないからしないと言いましたが、日本人はそう言うけどアメリカではその相性も含めて付き合うか決めるんだと言われました。確かにネットで海外の多くの国ではそのパターンも多いという情報は知っていたので、私は酔いと彼の勢いに任せてしまいました。

 後日、連絡は頻繁に取り合っていましたが、次に会う都合がなかなかお互いに合わない日々が続きました。出会いからおよそ1ヶ月のバレンタインデー、私は彼に気があることを伝えたくて、バレンタインデーの文化は国によって様々ですが、日本人らしくチョコレートを用意しました。チョコレートを渡したいから会いたいとメッセージを送ると、どうしてチョコレート?と言われました。文化の違いを知らないのかと思い、私は日本ではバレンタインデーに好きな人にチョコレートを送るのよと言いました。

 するとなんと、、「好きな人か…実は最近彼女ができたんだ…」と。。話を聞くと幸せそうな様子だったので、逆ギレすることもなく身を引きました。
 英語力不足や、性格やその他の相性が合わないと感じたのか、それともただの遊びだったのか、、過去(2年前)のことなのでもう知りたくはありません笑

 

 

 

おしまい

 

 

 

執筆者紹介

french’s girl

22歳女性。人を幸せにしたり笑顔にすることが昔から好きです!
ブライダル専門学校を卒業し、ドレスサロンで働いていました。
現在はセラピストの卵として修行しています。

 

 

 

 

 

 

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