『インフェルノ(監督/ロン・ハワード)』映画レビュー~スイッチがある。押せば人類の半分が死ぬ――

 

writer/K・Kaz

STORY

フィレンツェの町なかで、一人の男が、三人に追いかけられて、塔の上の追い詰められます。
男は、塔の上から身を投げます。
男の名はバートランド・ゾブリスト。
大富豪にして、人口増加による人類滅亡を叫ぶ狂信的な生化学者でした。

 

 場面は変わって、病院の一室。
ロバート・ラングドン教授が幻覚にうなされています。
目が覚めて、頭に傷を負っていることに気付きます。
しかも過去2日間の記憶がありません。
そして、ラングドン教授は、自分がいつの間にかイタリア・フィレンツェにいる理由も分かりません。
その時、やってきた女がいきなり銃を取り出して襲ってきます。

命からがら逃げだしたラングストンは、自分の担当医である救急救命医・シエナと共に記憶をたどりはじめます。
まず、自分にイニャツィオ・ブゾーニという知らない男からメールが届いており、そこには「天国の25を探せ」と書かれていました。

また、ラングドンのコートの中からは、見覚えのないバイオチューブが見付かります。中からは円筒印章が出てきます。
その印章は、画像を映し出す超小型のプロジェクターで映し出されたのはボッティチェリの「地獄の見取り図」でした。
ラングストンはその絵の中に本物とは違うところを見つけ、それが探し物を見つける為のヒントだと推測します。
そして、ヒントを辿るうちに、探し求めるものが、世界に拡散させようとしているウイルスだという事が明らかになってきます。
そのウイルスは、世界の人口を半分にするためのものでした。(つまり、世界の半分の人を殺すためのものです。)――人類を滅亡から救うために。

 

REVIEW

 

ヒントが、様々なルネッサンス時代の美術品や建築物に隠されており、謎解きをしながら、美術品・建築物の歴史や、隠された意味を解説してくれるのが楽しいです。

また、ラングドンが、記憶を取り戻すうちに、新たな陰謀が明らかになってゆき、彼らを追うWHOや謎の敵と味方が激しく入れ替わります。

ラングドン自身ですら、自分がゾブリストに協力するテロリストなのか、それを阻止しようとする側の人間なのか分からなくなってきます。
美術品に興味が無くても、一瞬たりとも目を離せないサスペンスとしても楽しむ事が出来る作品です。
また、ラングドン教授がWHO事務局長のエリザベス・シンスキーとかつて恋仲であった事も明かされ、再開した二人の恋のゆくえも見どころの一つです。
私も作品を見ながら、アクションシーンでは思わずドキドキしてしまいました。色々と楽しませてくれる要素が詰まったエンターテインメント作品でした。

今回の評価は星3,5とさせて頂きます。

 

K・Kazのこの映画の評価3.5

 

 

 

『インフェルノ』は、2016年10月公開のアメリカの映画。
原作は、ダン・ブラウンの2013年発表の小説「インフェルノ」。
出演者/トム・ハンクス

 


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