『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ


ティファニーで朝食を (新潮文庫)

 

STORY(ネタバレがあります)

 

 主人公の(僕)は、以前住んでいたアパートのことを思い出します。
僕の借りていた部屋の真下の階に、ホリーという美しい女性が住んでいました。

 僕はホリーのことを好きになりますが、ホリーはそんな僕の気持ちを知ってか知らずか、ブラジルの政治家と婚約をしてしまいます。

しかし、いざブラジルに飛行機で飛び立つ日が近付いた時、事件は起こるのでした。……

 

 

 

 有名な作品なので、誰しもタイトルは聞いたことがあると思います。

映画も観ていないし、小説もはじめて読みました。が、これは面白いです。


読者の予想をくつがえし続ける展開。ダイヤモンドのように磨きぬかれた言葉の連なり。ユーモアあふれる文体。

 

 ラストもこれ以外にないという終わり方ですよね。猫とホリーをかけています。

 

 ホリーはなんといっても魅力的なキャラです。


村上春樹の作品にも、こういう作品はありますよね。女の子に振り回され続ける男の子を描いた作品。

 

 


ティファニーで朝食を (新潮文庫)

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