今回は邦画『DESTINY 鎌倉ものがたり』をご紹介したいと思います。
writer/K・Kaz
STORY
鎌倉に住むミステリー作家・一色正和のもとに、年若い亜紀子が嫁いできました。
鎌倉での、のんびりした生活を想像していた亜紀子。
しかし、この鎌倉は摩訶不思議な土地でした。
道を歩く正和と亜紀子の前を、河童が通りすぎて、驚く亜紀子に、正和は、
「鎌倉は何千年も昔から妖気がたまりにたまって、いろいろな怪奇現象が起こるけれども、ここでは普通のこと、すぐに慣れる」
と言ってのけます。
その言葉通り、魔界のキノコや、貧乏神などに遭遇しながら、亜紀子はそれでも楽しい新婚生活を送ります。
犯罪研究の腕を買われ、迷宮入りしそうな事件の折には鎌倉警察に協力しながら、一方では小説のしめ切りに追われる一色先生。
けれども、二人の奇妙で、楽しい生活は、突然に終わってしまいます。
何故か亜紀子の魂が体を抜け出し、戻れなくなってしまったのです。
亜紀子は死んだことになってしまい、黄泉の国に連れられて行ってしまいます。
あきらめきれない一色先生は、亜紀子を取りもどしに、黄泉の世界に旅立つことを決意するのでした。……
REVIEW
「三丁目の夕日」の原作者・西岸良平さんのもう一つの代表作「鎌倉ものがたり」の映画化です。
妖怪や幽霊が共存する鎌倉でまき起こる、可笑しくてちょっと切ない話が、見事に映像化されています。
「家族の絆」がメインテーマとなっており、夫婦の絆、親子の絆など、色々な繋がりが出てきます。
見ているうちに心がジーンと温かくなる、家族みんなで見てほしい作品です。
この作品の評価は星3.5とさせて頂きます。
K・Kazのこの映画の評価3.5
(本ブログでの、レーティング評価の定義)
☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4.5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆★(星3.5)80点~82点
☆☆☆(星3) 69点~79点
監督/山崎貴
出演者/堺雅人
高畑充希
堤真一
上映時間/129分
製作国/日本
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執筆者紹介