『阿頼耶識銀行不可思議モノガタリ』

まえがき

 

 

銀行…それはお金や、血液、角膜、骨髄、

果ては情報など…様々なモノを

預かり、保管し 時には 他の人に

それらを貸したりする機関である

だが、しかし….最近 こんなウワサが

巷で ささやかれている。

 

曰く、人生の節目、

決断に迷った時などにだけ

たどり着ける 不思議な銀行がある

 

曰く、その銀行は モノではなく

心にまつわるもの…主に感情を預かり、

貯蓄し、貸出をしている

 

曰く、感情を借りる時の代償は

本人の人生の記録である。

 

これは…そんな不可思議な銀行

阿頼耶識銀行と そこを訪れる

悩める お客たちの物語

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