小説レビュー『六の宮の姫君』芥川龍之介

STORY

  六の宮というのは土地の名前です。六の宮の姫君は貴族の娘ですが、両親が亡くなると、徐々に家財道具も売り払っていき、落ちぶれていきます。

  男にも興味がなく、ひとりで琴などを弾く日々でしたが、ある日、六の宮の姫君に会いたいと申し出る貴族がいました。

  やがてその男に肌身をまかせるようになる六の宮の姫君でしたが、男に抱かれても喜びも感じませんでした。その代わりに、落ちぶれかけた館は徐々に家財道具などを取り戻していくのでした。

  しかし、その男が父親とともに東北に行く日がやってきました。男は必ず戻ると言い残して去りますが・・・

 

 

短編ですけれど、芥川龍之介の筆さばきは冴え渡っているような気がします。

 

 


芥川龍之介全集〈第9巻〉トロツコ・六の宮の姫君

 

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執筆者紹介

にゃんく

にゃんころがりmagazine編集長。
X JAPANのファン。カレーも大好き。

 

 

 

 

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