『しょぼい起業で生きていく』ブックレビュー


しょぼい起業で生きていく [ えらいてんちょう ]

 

 

writer/にゃんく

 

えらいてんちょう著『しょぼい起業で生きていく』を読みました。

 

著者のえらいてんちょうは、1990年東京生まれ。朝起きが苦手だったことから、大学卒業後は就職せず、リサイクルショップなどを開店。その後、知人が廃業させる予定だった学習塾を受け継いだり、居抜き物件を借りて、小さなバーをオープンさせたりして、事業を拡大。バーが人気を呼び、「しょぼい起業」をしたい若者たちのためにフランチャイズ化し、加盟店は全国に7店舗。現在は、投資家、コンサルタントとして活動し、しょぼい店舗の開業・運営を1年で10件以上手がけている(『しょぼい起業で生きていく』から引用・抜粋)

 

池袋のジュンク堂に行ったときに、偶然出会って、目についた本です。
「これは、今の自分が読むのに、ぴったりな本ではないか?!」
と思って、すぐに買う決断をしました。

ジュンク堂は、本がたくさんあるので、そのとき出会いたい本にけっこうな確率で出会える場所です。まあ、それはさておき。

 

『しょぼい起業で生きていく』は、起業しようと考えている人は、読み終わると、気持ちが楽になれる本だと思います。
特に、起業なんていうと、
「立ちあげ資金が1000万円以上必要ではないか?」
「事前の届け出は何が必要なのか?」
とか、やり出す前に、いろいろ考えて、結局、起業はハードルが高そうだから止めとこうなんて、あきらめるパターンが多いかもしれませんが、大きく構想するのではなく、
「自分ができることをやっていく」
それが大事なんだと気づかせてくれます。

起業っていっても、初期投資に1000万とか2000万かけなくても、「50万くらいで起業しちゃっていいんだ」と、目からウロコの本でした。

ただ、えらいてんちょうさんは、コミュニケーション力がある方なので、早起きはできなくても、協力者をつくる才能がおありなので、成功されてきた一面がありますから、いろんな人とケンカしちゃうような人は、起業するには気を付けたほうがいいなあと思いました。

 

特に、おもしろいエピソードは、後半にある、えもいてんちょうとおりんさんのエピソードです。
えもいてんちょうという人は、えらいてんちょうさんの思想に影響をうけて、「しょぼい起業」をチャレンジしようとした人ですが、えもいてんちょうのネットなどの活動を見て、おりんさんという女性が、えもいてんちょうの事業に、「自分も手伝いたい」ということで連絡をしてきた。おりんさんというのは、若い女性で、以前は企業で働いていたようですが、あまりの激務にたえかねて、当時は実家で療養をおくっていた人のようです。その見ず知らずのふたりが出会って、「起業」をし、まわりの人の応援もあり、経営がうまくまわる。そして、……。という話です。

 

社員生活をしていた人が、自分は社会に必要な人間ではないと感じて死んでしまいたいと思っていた、そういう人が、ゼロから何かを立ち上げることができた、自分は死ななくてもいいと思えるような居場所を見つけることができた、というエピソードはすばらしいです。

 

どういう活動をしていくにしろ、友だちをつくる、支援者をつくる、ということは必要不可欠のことだと思いました。

 


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