片翼のラビリンス1 フラワーコミックス少コミ / くまがい杏子 【コミック】
writer/まつもとことみ
今回は、くまがい杏子/作のマンガ『片翼のラビリンス』のレビューをお届けします。
STORY
高校3年生の小栗都(みやこ)には、仲良しの姉、蛍がいます。
都は同じクラスの時原大翔(ひろと)に長いあいだ片思いをしていますが、大翔は都の姉、蛍と付き合っています。
登場人物には他に、城田司がいます。城田司は、大翔の友達で、よく都に悪口を言ってきますが、本当は都のことが好きです。
ほかには、都の親友で、腐女子の華本桃子がいます。
ある日、翼の形をした鍵が、都の下駄箱の中に入っていました。
『魔法はかけておきました。
今を変えたいと強く望むのならば
この鍵を使って屋上へ来なさい』
大翔への恋心が蛍と大翔にバレ、二人を悲しませてしまったことにショックを受ける都は、鍵の存在を思い出します。
鍵を回し、ドアを開けると下に落ちていきます。落ちていくと眠気に襲われ、気がつくと大翔と蛍が出会う前まで、タイムトリップをしているのでした。……
REVIEW
都が皆を幸せにするために奔走する物語です。
時間をトリップして、やり直すことができたら……。
他で読んだことのない題材だったので、面白いです。最後の方になると、時間軸、人間関係がややこしくて、わからなくなってしまいます。その分、何回も読み返して、新たな発見があったりして楽しいです。
番外編集も一冊出ているので、そちらも是非読んでください。
本編で司が言っている、ちょっとしたことでもやり直して…と言うのが番外編集を読んで、あぁ。こーいうことか。と納得できます。
(本ブログでの、レーティング評価の定義)
☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆(星3) 69点~82点)
執筆者紹介
本紙では、コミック・レビュー担当のライターさんです。
◆◆片翼のラビリンス 3 / くまがい 杏子 著 / 小学館
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