『メアリと魔女の花』CINEMA REVIEW~「7年に一度しか咲かない花、〔夜間飛行〕」

 

 

writer/K・Kaz

 

今回は、現在上映中の話題のアニメ『メアリと魔女の花』のレビューをおとどけします。

まずは映画『メアリと魔女の花』の、ストーリーからご紹介します。

 

STORY

 

メアリ・スミスは、好奇心旺盛で、少しドジな赤毛の少女。
両親より一足先に、大叔母さんの住む、赤い館村にやってきます。
でも、夏休み中で、村には子供がいなくて退屈していました。
その上、メアリは、村にただ一人残っていた少年・ピーターに、赤毛をからかわれて嫌な気分になります。
ある日、メアリは、黒猫ティブと灰色猫ギブを追いかけて、森に迷いこみます。
そこで見つけた珍しい花を、メアリが庭師・ゼベディさんに見せると、
「これは七年に一度しか咲かない“夜間飛行”、別名“魔女の花”という花だ」
と教えてくれます。
その夜、ティブが何かに怯えたように、メアリの部屋に逃げこんできます。

夜が明けると、村は霧に覆われています。
ギブが戻ってこないので、ギブを探しに再び森に入ってみると、今度は木の枝や蔓に覆われたホウキを見つけます。その時、夜間飛行の花を潰してしまいます。すると、潰れた花の汁が光りはじめます。そして、ホウキが命を持ったように動きはじめ、メアリを乗せたまま空高く飛びあがります。
慌てふためくメアリは、やがて天空にある奇妙な建物にたどり着きます。そこは魔法使いが様々な魔法を学び研究しているエンドア大学でした。

そして、校長のマダム・マンブルチュークに新入生と間違われてしまいます。校内を案内される途中、高名な魔法科学者であるドクターディの授業を見学します。ドクターの前で魔法を披露したメアリは、夜間飛行からもらった魔法力のおかげで予想を超えた力を発揮してしまいます。
マダム・マンブルチュークとドクター・ディは、メアリのことを稀にみる天才とほめたたえ、ぜひエンドア大学に入るように勧めてくれます。
しかし、メアリが夜間飛行の話を出した途端にマダム・マンブルチュークの顔色が変わり、何処で見つけたか教えるように詰め寄ってきます。

何とかごまかして、メアリは村に戻りますが、夜間飛行を探し求めるマダム・マンブルチュークとドクター・ディはあきらめていませんでした。
メアリがその場をごまかすために思わず差し出してしまったメモを手掛かりに、ピーターを探し出してしまいます。そしてピーターを誘拐したマダム・マンブルチュークは、彼を返す代わりに、夜間飛行の残りを持ってくるよう命令するのでした。……

 

 


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REVIEW

 

メアリは、自分の赤毛やおっちょこちょいなところが嫌いで、「変わりたい」と願っていました。
しかし、様々な冒険をしてゆく中で、自信を持ちはじめます。
そして、無理やり自分を変える必要がないことに気がついてゆきます。
それに対して、マダム・マンブルチュークとドクター・ディは、夜間飛行の力を借りて、
「究極の変身術」
を完成させようとします。

かつて立派な教育者だった二人ですが、今やその面影は無くなり、自分たちの欲望のためには手段を選ばない人間になってしまいます。
科学万能の現実世界でも、つい自分が興味があることに没頭する余りに周りが見えなくなることは良くあります。その警鐘のように思えました。

本作品は、魔法界の不思議で楽しい様子が思う存分に描かれていました。
見ているだけでワクワクしてくる素晴らしさでした。しかし、かつてのジブリ作品のような独創的なストーリではありませんでした。良くも悪くも予想していた通りの展開で、ちょっと拍子抜けした部分もありました。

 

よって、この作品の評価は星3.5とさせていただきます。

 

K・Kazのこの映画の評価3.5

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4.5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆★(星3.5)80点~82点
☆☆☆(星3) 69点~79点

 

 

監督/ 米林 宏昌
製作国/日本
公開/2017年7月8日
出演者/杉咲花
神木隆之介
天海祐希
満島ひかり
小日向文世
原作/ メアリー・スチュアート『The Little Broomstick』
上映時間/102分

 

 

 

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