『バットマン ダークナイト』映画レビュー~「お前がわたしを殺すか。わたしがお前を殺すか。 最強。 最狂。 最凶。 ]

 

writer/K・Kaz

 

 

STORY

 

悪のはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム警部補やハービー・デント地方検事の協力のもと、バットマン(大富豪ブルース・ウェイン)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつありました。
バットマンことブルース・ウェインはデントの理想に感銘を受け、彼のキャリアをサポートします。堂々と悪と戦うハービーこそが、ゴッサムの求める真のヒーローであると考えるようになります。
そして、バットマンとしての姿を捨て、デントの部下で幼馴染の検事補・レイチェルとの未来を考え始めます。
対して、動きを封じられつつあったマフィアたちは、突如現れた謎の白塗り男・ジョーカーにバットマンを倒す事を依頼します。
ジョーカーは、バットマンが正体を明らかにしない限り、人々を殺し続けると脅迫します。

これ以上の犠牲を望まないブルースは、ハービーの会見で正体を明らかにする事を決めますが、デントは自分がバットマンだと発表します。
デントは警察に連行され、途中でジョーカーが現れて輸送隊を攻撃します。バットマンはデントを救出するために現れます。
実はこの逮捕劇は罠で、見事、連携プレイでジョーカーを逮捕したものの、直後にレイチェルとデントが誘拐され、爆薬が仕掛けられた別々の場所で監禁されます。
ゴードンがデントを救いに行き、バットマンはレイチェルを救うために急ぎます。バットマンが建物に到着すると、いたのはレイチェルではなくデントでした。その直後に両方の建物は爆発してレイチェルは死に、デントは顔の半分に大やけどを負ってしまいます。しかもジョーカーは脱獄して逃亡します。そしてジョーカーはデントのレイチェルの死に対する復讐心から彼を操り、復讐の鬼に変えてしまいます。デントはレイチェルの死に対して責任があるとみなす人々を対象にした復讐を開始し、マフィアも、ジョーカーに金をもらって協力した汚職警官を見境なく殺してゆきます。
一方、ジョーカーは人質にしたテレビスタッフに中継を強要してゴッサムの市民に向けてゲームの参加を呼びかけ、参加したくなければ街を出ていくよう主張します。
バットマンは都市をスパイするソナー装置でジョーカーを見つけ、寸でのところでジョーカーを逮捕します。しかし、ジョーカーは警察に捕らえる前に、ゴッサムを絶望させる切り札はデントであると言います。

その言葉を聞いてゴードンとバットマンはレイチェルが死んだ建物に到着します。そこで、デントはゴードンの家族を拉致してきており、バットマンとゴードンの運命を試そうと銃を向けてきたのでした・・・

 

 

REVIEW

 

「バットマン ビギンズ」と「バットマン ダークナイトライジング」の間にある3部作の2番目ですが、ジョーカーの振り切れた悪党ぶりと、狂ったゲームに参加させられて揺れるゴッサム市民達の恐怖、それに立ち向かうバットマンたちの心理戦が他に類を見ないほど面白かったです。

他の二つも勿論よかったのですが、愛する人を奪われ、仲間を失い、常軌を逸した悪との対決で自分の信念が揺らぐなか「善」「悪」を超えた「沈黙の守護者。闇の騎士(ダークナイト)」となってゆくストーリが秀逸で抜きん出ていました。

 

 

K・Kazのこの映画の評価5

 


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にゃんくのコメント
バットマン・シリーズは初めてみますが、凄く面白かったです。
ただのSF映画と侮るなかれ!
アメリカのコミックもなかなかのものだと、きっと思いますよ。

 

 この映画のにゃんくの評価↑

 

 

執筆者紹介

 

writer/K・Kaz

 

石川県在住の男性です。
週末には、映画を5~7本ペースで観ていらっしゃるそうです。

 

 


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