『ワイルドスピード ICE BREAK』映画レビュー~「ド級の筋肉バトル&カーアクション」

 

writer/K・Kaz

 

今回は、上映中の洋画『ワイルドスピード ICE BREAK』のレビューをおとどけします。
まずは、ストーリーからご紹介します。

 

STORY

 

常夏のキューバで、ドミニクは、恋人・レティとの生活を満喫しています。
そんなドミニクの元に、謎の女・サイファーが接触してきます。その直後、かつて共に試練を潜り抜けてきたホブス捜査官から、新たなミッションの依頼が来ます。
 
再び信頼する仲間たちをベルリンに集め、電子機器をことごとくダウンさせるパルス兵器を奪還したものの、突然ドミニクが裏切り、兵器を横取りして姿を消してしまいます。ホブスは刑務所送り、他の仲間たちも追われる身となってしまいます。
 
信頼していたドミニクの裏切りから立ち直りきれていないホブスたちの前に、エージェント・Mrノーバディが現れ、ドミニクを追って欲しいと依頼してきます。更に、助っ人としてノーバディが連れてきたのは、かつて敵として戦ったデッカード・ショウだったのです……。

 


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REVIEW

ワイルドスピードシリーズ8作目となる作品ですが、ファンを裏切らない興奮の連続でした。
カーレースのシーンは予想を上回る物凄い迫力で、ごつい男たちが、ガチンコで殴り合う格闘のシーンも、あいかわらず一級品でした。出演者も豪華で「えっ?!」と思う人も出てくるのに、ちゃんと一人ずつキャラクターが立っていて見所が盛り沢山です。
 
ストーリーも、仲間とファミリーを何よりも大切にするドミニクが、サイファーによって弱みを握られて仲間を裏切ることになってしまいます。ドミニクの引き裂かれるような思いが、観ているこちらにまで伝わってきて辛くなる程でした。また、裏切られているのにドミニクを信じ続ける仲間たちの姿も胸に響きます。
 
アクションだけでも見ている人を、次から次へとワクワクさせるほどのド迫力なのに、
「この先、どうなるんだろう?」
とついつい引き込まれてしまう、切ない部分も盛り込まれていて、作品の味わいを深くしてくれます。
 
本作品の評価は星4つとさせて頂きます。期待以上の面白さで、シリーズ8も作られているのに衰えないパワーには驚くばかりです。続編もあるようですが期待大です。 

 

K・Kazのこの映画の評価4

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4.5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆★(星3.5)80点~82点
☆☆☆(星3) 69点~79点

 

監督/ F・ゲイリー・グレイ
製作国/アメリカ
公開/2017年4月
出演者/ ヴィン・ディーゼル
ドウェイン・ジョンソン
ジェイソン・ステイサム
ミシェル・ロドリゲス
タイリース・ギブソン
クリス・”リュダクリス”・ブリッジス
上映時間/136分

 

 

 

執筆者紹介

 

writer/K・Kaz

石川県在住の男性です。
週末には、映画を5~7本ペースで観ていらっしゃるそうです。
にゃんくがリクエストした映画は、ほぼ全部ご覧になっていらっしゃるという、すごい方です。
淀川長治さんが生きていれば、互角以上の戦いができるのは、きっとK・Kazさんだけでしょう。

 

 

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