WORLD BREAKERZ

✩୭⋆*✦ワールド ブレイカーズ✩୭⋆*୭*✩
プロローグ
…「世界の破壊者」
気づけば、そう名乗ることにし
そう呼ばれるようになった。
自分たちの手で「刀、薬、銃」を
扱い、
つまらない 存在たちを殺し
自らを血塗りに染めてきた…

1話
【終焉の破壊者】

「さて、今回は何を破壊する?」

…目の前にいる金髪 で左目に眼帯をつけた
軍服姿の相手が 名前を呼んでる。
彼の名前は シックス。
銃火器を専門として扱い
カスタマイズや
新しい武器の開発ができる
『鉄の破壊者』

「それなら…例の国の政府を壊そうぜ!
あそこは治安が悪いし、国民が
独裁的な支配を受けてるらしいからな」

隣の黒髪の白衣を着た
男が、そう叫んだ…
彼の名はハイド
殺されたものは全身
鮮血に染まり、さらには 彼自身
薬学の知識に長けていて
魔術のようなことが扱える
『血の破壊者』

「そうですね、それなら行きましょう」
そう言いながら
僕は、立ち上がり 2人とともに
準備を始めた。

紹介が遅れましたが
ボクの名前はアジムイズル…
「終焉の破壊者」と呼ばれていて
理由としては
僕のターゲットとなった存在は
必ず 最期を迎えるかららしい
そう呼ばれているけれど
僕にしてみればツマラナイ…

(今回の標的は…つまらなくないと
いいのですがね…)

そう憂鬱と期待を少し込めながら
標的のいる会場へ向かった

……………………

「アジムイズル、シックス。
念のため、再度 オレが作戦を
説明をしておこうか?」

ターゲットのいる会場の
入口付近に着くと
耳に装着している通信機から
ハイドの提案が聞こえてきた

だが、シックスが
その提案を嘲笑うかのように
返答をした

「我らに、そんなのが必要とでも?
要するに、パーティーの
参加者として扮装して入り込み
隙を突いてターゲットである
大統領及び関係者を
アジムと我の2人で
始末すればいいんだろ?」

ハイドが 何か不満そうでしたが
僕にしてみれば 早く終わらせたいので
2人を急かした

「この国の政府の 役員が
大統領の豪邸に集まり パーティーを
開くようですからね…それも全員が
ツマラナイ悪…早く終わらせましょう」

シックスと共に
役員の服に着替え、
偽造カードを掲示し、会場の中に入る。
ターゲットのソビリカ連邦国の
ドラルド・フランプ大統領及び
その政府は国際的には
核廃絶や、環境保護に取り組むなどで
善き政府として有名だ。
だが、その裏で 下層民に対して
差別や、人体実験、強制徴兵を
行っていて 逆らえば 処刑するという
非人道的なことをしている。

…ツマラナイことをする存在だ。
と考えてると パーティーが始まった。

シックスに 自分達しか
分からない合図を送って
ハイド特製精神麻痺薬と
スモークグレネードを組み合わせた
毒ガスグレネードを
投げてから 起爆させる。

すると 会場では ガスマスクを被った
僕ら以外は訳が分からず
ガスを吸ってしまい
錯乱状態に陥っている
その隙に僕は主催席で座ってる
大統領の首をはねて
刀の血を振り落すことにした。

ふと振り返ると 既にシックスが
他の役員をヘッドショットで
狙撃し終えていた。

「さて、
ゴミ掃除を終えたから 我らは帰るぞ。
明日になりゃ この国も潰れて
誰かが 新政権を立てるだろう」

シックスと共にハイドの元に合流する。
その姿を見たものは誰もいない。

…この世界は ツマラナイ…
悪と善を 一部の権力ある誰かが決めつけ、
誰かが好き勝手に 争っている。
故に、僕らは 破壊する。

だけど…この時
僕は…僕らは 知る由もなかった。
まさか 僕らのしていることが
あんなことを 引き起こすなんて

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