古今無双我流 〜詩集〜1

  • 〜アルデバラン〜

 

 

一人吐いた溜息の

懐かしさに

古びた温度

冷めた身体のストーリー書き出してた

誰かが求めるからって

始めたわけじゃない呼吸は

いつしか互いに近付いて

一つを分け合った

そうしなきゃ

生きれなかった

一つ手にする度

投げ出さなきゃ

それ以上抱え込んだら

飛べなくなるから

ああ気球が捕まえたのは

大空の下の世界

遥かに見渡す景色

どこまでも君のもの

二人きりで話した

本当の本当

どこまでは自由だったか

忘れてしまったけど

幸せの定義の中にあるのは

丸い星の中での

小さな自由だけ

なんかそういうことに

嫌気がさした

そして君は羽ばたいた

どこまで飛べるの

あるいは星を超えたって

その先にはきっと

誰も立ち入れない場所もあるさ

でもそんなの決め付けんなって

喧嘩になった

それっきり君とは会えなくなった

或いは懐かしい恋のように

ただ側にいるだけで幸せ

そんな純粋に生きられた

でももう惜しくない

積百の深層心理

剥き出しにしたら

誰にも見えないようになってた

そこから助け出した

自分自身のもの

世界を変えるように

世界は変わるように

仕組まれていたもの

或いは胸を痛めてまで

手に入れた鍵は

元々錠の無い部屋の

最奥の間で手渡すもの

確かに君から預かったけど

君はいつまでも取りにこないね

或いはこんなもの無くたって

もっと大事なものを掴んだのかな

教えて


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“古今無双我流 〜詩集〜1” への2件の返信

  1. 古今無双我流様

    ステキな詩の投稿ありがとうございます!
    また拝読できることをたのしみにしております。

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