小説レビュー『沈むフランシス』松家仁之


沈むフランシス

 

REVIEW WRITER/にゃんく

 

 

STORY

フランシスっていうのは、自家発電装置のようなものです。

で、主人公の不倫相手が、フランシスを管理しています。

フランシスは、村の800人の電力を一手にまかなっているのです(凄い!)

でも、不倫相手の離婚調停がようやく動き出した頃、何百年と動き続けるはずだったフランシスが、暴風雨をもたらす台風にさらされて……。

 

REVIEW

立木というガソリンスタンドで働く男が気持ち悪い。

なんでこいつは、何でも知ってるんだ~? っていうくらい、作中の、ちょうどいい場面で登場しては、主人公に暗示を与えたりしてくれます。

なかなか、おもしろかったです。

 

レビュー執筆者紹介

にゃんく

にゃんころがりmagazine編集長。
X JAPANのファン。カレーも大好き。

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