『超人間要塞 ヒロシ戦記』コミックレビュー~「女子大生の恋が、国家の存亡をもかけた大事件に発展」

writer/にゃん子

今回は、コミック『超人間要塞 ヒロシ戦記』のレビューをお届けします。



超人間要塞 ヒロシ戦記(1) (イブニングコミックス)

STORY

新進気鋭タッグが贈る期待大の新連載、ついに単行本化!!
この宇宙には解明されていない謎が多くある。
私たちは何も知らず日々を生きており、その無知が時として大きな危機を生む…。
例えば、ひとりの女子大生が同じ店でアルバイトをしているフリーターに恋をすることが、とある国家の存亡をもかけた大事件に発展することもあるのだ。
これは、熱き国民たちによって繰り広げられた、長年にわたる闘いのサーガである…!!(Amazonの内容紹介より)

REVIEW

あんまり期待せずに読んでみたのですが、おもしろい!!
エヴァやヤマトを彷彿とさせる戦艦内の様子といい、ワクワクしました。
でも、ただの要塞と違って人間型。
社会にいたら、「口数の少ない人だなぁ」という人物が、
じつは人間ではなくて、スカベリア姫国外生物擬態都市型要塞艦。
ほら、ワクワクしませんか。



超人間要塞 ヒロシ戦記(2) (イブニングコミックス)

 スカベリア姫国の人たちがヒロシの動きや会話を必死に考えて、動かしているのです。
ヒロシは、中華料理店でバイトしています。
そのヒロシのなかに、スカベリア姫国の人たちがいて、必至にヒロシを動かしているのです。
で、ヒロシのバイト代が国家予算(笑)。

 悪人という悪人もいないし、スカベリア姫国はいい世界です。
学校にも通えるし、車も乗れるし、パーティーだってできちゃいます。
でもそれはヒロシの中でのお話です。

 とにかくギョーザを作るシーンが好きで好きで。
何度読んでも楽しいし、読み終わった後、
「無事に作戦を遂行できてよかった!!」
と謎の感動をしてしまいます(笑)

 登場人物が似たりよったりなときがタマにあって、「この人誰だっけ?!」となることがありました。減点要因。評価は、4点とさせていただきます。

にゃん子のこのマンガの評価4

(本ブログでの、レーティング評価の定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4.5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆★(星3.5)80点~82点
☆☆☆(星3) 69点~79点)

『超人間要塞 ヒロシ戦記』は、

作画 まつだこうた 原作 大間九郎です。

執筆者紹介

にゃん子

30代女性。

ネコが大好き。フクロウも大好き。ヒョウモントカゲモドキ(ヤモリ)も大好き。



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