食べない生き方というサイトは、独特のアプローチで記事をつくっている、とてもおもしろいサイトです。
たとえば、<後悔>という項目には、このように書かれています。
誰もが自分の人生を振り返って後悔する5つのこと。
なるほど!と思います。この<後悔>という項目を読めば、逆に後悔しない生き方ができそうです。
<ほとんど食べずに生きる人>というページには、一日一食しか食べない人の名前が列挙されていて、誰もが知っている有名人の名前も記載されていて、驚きです。
あの実年齢よりかなり若く見える女優さんやグラビアアイドルでも、カロリー摂取量が通常の人の4分の1以下という人がいて、体の不調を感じて、なかなか体調が良くならないという人は、意図的に食べる量を減らしてみるのも、ケースバイケースですが、良い結果を生むことがあるかもしれないと思います。
自分の人生、生き方に後悔しはじめている。
そういう方は、『食べない生き方』に一度目をとおしてみられたらいかがでしょう?
「長生きする職業ランキング」とか、「早死にする職業ランキング」などがおもしろいです。上位にはいっている職業を見ると、「なるほどな~!」と納得できるところがあります。
「早死にする理由」もおもしろいです。
すこし紹介してみると、
とあります。ここまでは、たしかに早死にしそうな原因ですよね。3つめがこう書いてあります。
ときます。自由に物事を決めることができる環境にあるかどうか、ということですかね。たとえば、奥さんが何でもかんでも決めていて、まったく自由度がないご主人とか。・・・早死にしそう。
ところで人間は、
「たくさん所有したい!」
「おいしいものをたくさん食べたい!」
という欲求・欲望があります。
多くの人間が、たくさん所有している人やたくさんおいしいものを食べている人が幸福であると考えていますが、食べない生き方は、そういう生き方でほんとうに幸せになれるの? ということを、データや統計を示しながら私たちの考えを転換させてくれる、刺激的なサイトです。
お釈迦さまの名前は誰でも知っていると思います。
お釈迦さまは、ある国の若い王子でした。
ゆくゆくは、王様になる人でした。
ある日、お釈迦さまがお城から一歩外に出ると、飢えて苦しむ人がいました。
お釈迦さまは飢えて苦しんでいる人を見て、驚きます。
「お城のなかには、このような人はいなかったので、自分は世界でこのような人がいるとは知らなかった。ぼくは、これから、こういう人を助ける生き方をしたい。」
そう言って、お釈迦さまはとつぜん出奔します。
王位を捨てて、家族を捨てて、財産も捨てて、城から外に出たわけです。
みんな驚きますよね。放っておいても、王様になる人が、突然そのような行動に出た。
王様っていうのは、人々がいちばんなりたがるポジションです。
多くの人から見れば、王様というポジションは、「たくさん所有したい」「たくさんおいしいものを食べたい」っていう欲望を満たしてくれる、すばらしいポジションだと思われていました。
それなのに、そのポジションを捨てて、お釈迦さまは解脱という道を選んだ。
しかし、お釈迦さまは、王様が民衆を助けるよりも、結果を見ると、宗教家として、もっと多くの人々を救ったわけです。
お釈迦さまが亡くなるとき、咲いていた花が枯れてしまったという伝説を生んだくらいです。
「たくさん所有したい」とか、「たくさんおいしいものを食べたい」という欲望を捨てれば、心も体も幸せに生きられるよ、ということを身をもって示した人がお釈迦さまだったのではないでしょうか。まちがっているかもしれませんが、ぼくはそう思っています。
食べない生き方は、むずかしいことを考えなくても、刺激にみちた、おもしろい記事やデータをたくさん閲覧できます。
食べることだけではなくて、
「たくさん所有したい!」
「おいしいものをたくさん食べたい!」
などという、人間がもつ欲求・欲望とは逆の行動をとることによって、幸せになる、幸せに生きる方法をさぐっているサイト、それが食べない生き方かもしれないです。
ぜひ一度ご覧くださいませ↓
https://inedia.jp/
writer/にゃんく