ひろゆきとネイマールが入れ代わる、フランス版きみの名は 2

「いや~ けっこう動きやすいっすね笑 さすがトップアスリートの身体笑」

「・・・あなたはどうやってここまで来たんだい?」

ソファに腰かけてからネイマールが尋ねた。

「なんか朝起きたら知らない部屋で、顔と身体がネイマールになってたんで笑 とりあえず普通に家に帰ってきました笑」

「僕は目覚めたらここにいたんだ。たぶんあなたがいたのは僕の部屋だろう」

「・・・ねえ、これってなんなの? テレビのドッキリ?」

たぶんこのアジア人の奥さんであろう女性が、きょとんとした顔で聞いてきた。

「いや~ 実際ドッキリだったら、君をターゲットにしてもしょうがないんじゃないかな笑 ネイマールを騙したほうがみんな見たいし笑」

「そうだけど、信じられない」

確かに普通はそうだろう。この人に迷惑をかけるのも気が引ける。

「ちょっとこのリンゴ、借りていいかい?」

「いいですけど、なんで?」

トッ トッ トッ トッ トッ トッ トッ トッ

俺は手に取ったリンゴで、リフティングをしてみせた。

「すごい・・・!」

「おー ほー ヘッヘッヘ おいらあんなのできないから笑 洗って食うだけだから笑」

「・・・まあよく分かんないけど、嘘じゃないみたいね。さっきからその言い回しも、ネイマールとは思えない」

「ですよね~ ヘッヘッヘ」

リンゴをまた手に取り、テーブルのカゴに戻した。

「これからどうする? この状態じゃお互いに困るだろう」

「あ~ とりあえずまた寝るしかないんじゃないですかね」

俺の顔のアジア人がすっとんきょうに答えた

「お互いに夜に眠ってから身体が変わったので、今日もまたそれをやるしかないんじゃないすかね」

「実際原因もなにも分からないので、ひとまずは大人しくして、また寝るしかないと思いますけど」

・・・まあその通りだった。幸い今日の練習は休みだった。

「あなたの仕事は大丈夫なのかい?」

「あー大丈夫す笑 ほとんど何もやってないので大丈夫す笑」

「・・・分かった。お互いに頑張ろう」

「そうっすね笑 ヘッヘッヘ」

つづく・・・

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