『素乾書』・『乾史』・『素乾通鑑』などの歴史書を繙きながら、「銀河」という少女が皇帝の正妃となるまでの様子や、素乾国が滅びる物語を描いています。
素乾国という国も、作者の想像の産物ですが、実は、『素乾書』・『乾史』・『素乾通鑑』などの歴史書も架空の書物です。
登場人物のセリフも、架空の歴史書から漢文を引用する体裁をとっています。
皇帝の双槐樹(そうかいじゅ)と銀河が交わるシーンは、後宮の中ではなく、双槐樹が囚われの身となった馬小屋の中というサプライズ。
ファンタジーノベル大賞は、もうなくなっちゃった賞です。建設会社が賞支援から降りたらしいです。
writer/にゃんく
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