賃貸マンションを借りるときに、気をつけたほうが良いこと。

 

writer/にゃんく

 

 

 

今年、賃貸マンションから引っ越しをしました。

 

皆様も、だいたいはじめは、賃貸マンションにお住まいになることが多いかと思います。

 

まあ、住みたい地域の駅前の不動産屋さんに行って、何件かまわって決めることが多いかと思いますが、賃貸マンションで問題となるのが、家賃の高さでしょう。

 

ぼくが最近、新しい記事を書くときは、お金に関することが多くなってきたのですが、まあそれも仕方ないですね。生きていくうえで、お金は大切なので、じゃんじゃん使っていっては、豊かに生活していくことができませんから。

 

これはぼくは40歳にもなって思っていることなんですが、不動産にお金をかけすぎるのは、やめておいたほうがよいと思います。

 

自分の住んでいるエリアも、なんだかバブリーな感じになっていて、中古マンションでも、けっこうなお値段がするようになってきています。

 

家を一軒買っておしまいなんていう人生は、つまらないですよね。

 

 

それは今回の記事の論点とはずれているので、飛ばしますが、賃貸マンションで問題になるのは、敷金の返還です。

 

ぼくが契約したマンションでは、敷金は家賃2か月分でした。

 

ざっと、19万円もの敷金を払っていました。

 

礼金はもどってきませんが、敷金は家賃さえきちんと払っていれば、基本、賃借人(マンションを借りていた人のことです)に返さないといけないお金です。

 

 

ぼくとにゃん子さんは、とてもきれいにマンションを使っていましたから、何かを壊したり、ということももちろんなく、10年間、マンションを借りていて、さて、いざ引っ越して別の場所に住むことになりました。

 

敷金19万円は、そっくりもどってくるものとばかり思っていました。

 

でも、不動産が委託した業者が、ぼくたちのいた部屋を点検したあとに送ってきた手紙には、敷金の返還額について、驚きの数字が書かれていました。

 

5万円・・・。

 

「え!?」

 

5万円程度しか返さないの?! びっくりですよね。

 

それなりに掃除もして、部屋に不法に残した物もなかったのに・・・。

 

 

業者の言い分は、こうでした。

 

まず、部屋を借りたときの契約書に、「退去時のルームクリーニング代は、賃借人が負担すること。畳の表替えの料金も、賃借人が負担すること。ふすまの張替えも、賃借人が負担すること。」

 

上記文言が書かれていたために、ルームクリーニング代として、5万円程度、畳の表替えの料金として2万円程度、その他ふすまの張替え代などが計上されていました。

 

ぼくは敷金を19万円もあずけていて、5万円程度しか返還しないというのは、ほんとうにおかしいと思ったので、ネットで調べてみました。

 

Googleはほんとうにこういう時、庶民の味方になってくれると思いました。

 

それまでの裁判例などがでてきて、裁判の判例では、敷金というのは、賃料の未払いにそなえるためのもので、基本は退去時に賃借人に返還するものだ、というふうなことになっていると思います。国の省庁のガイドラインでも、そういうふうな見解になっていると思います。(まちがっていたら、すみません。調べてみてください。)

 

 

すこし前だと、Google検索などもなかったから、素人にはわからなかったことも、知識として簡単に入手できるようになった。これは大きいですね。
インターネットの普及で、これまでは業者などが業務をおこなう上で、自分たちの利益を逃さないように、口にふたをしてきたような事実が、一般人にも簡単に発信されるようになった。

 

これは、不当に利益をあげようとする連中には、とてもやっかいな世の中になってきたということですね。

 

まあ、それはさておき。

 

 

それで、ぼくも学習したことを武器にして、業者と交渉をしました。

 

業者もお金がほしいから必死です。

 

ですが、ぼくも負けるわけにはいきません。

 

ぼくが言ったのは、契約時に特約として、「退去時のルームクリーニング代は賃借人が負担する」ということになっていたのですが、ルームクリーニング代の金額が書かれていなかったこと。なので、まず、5万円程度のルームクリーニング代を減額するように言いました。ルームクリーニングって言っても、日本語にしたら、基本、部屋の掃除っていうことですから、部屋の掃除なら、退去時にいちおうやっていますし、それに掃除代として5万円もとるのはおかしい、ということを言いました。5万円っていったいどういう内容の掃除なの?と。

 

そんな感じで攻めていったら、結局、敷金は、トータルで13万円程度返ってくることになったので、ぼくはそれで判を押しました。ルームクリーニング代は、結局、業者が大家を言いくるめて、大家に半分を負担させることにさせたみたいで、ぼくとしての負担は、2万5千円になりました。(そうじをするのはその業者だから、業者としては腹は痛まない。)

 

 

そんな感じで、みなさんも、賃貸マンションの契約時には、退去時の費用もよく目を光らせておいたほうがいいです。

 

 

 

 

 

 

 

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